CCMを使うには
(準備編)
(管理者様向け)
CCM導入にあたり、専用のワークスペースをご準備するため以下についてお知らせください。
CCMの申し込み
まずは、お気軽にご連絡ください。
CCMの評価試用ができます。専用のワークスペースをご準備しますので、以下の内容をご連絡ください。
ご不明点があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
※以下の各設定メニューについて
各設定メニューは右上の「アバターアイコン」の『設定』から開く
以下に紹介する各設定メニューはCCMページの右上「アバターアイコン」をクリックし『設定』を選択してください。
『設定』を開くとページが切り替わり、ページ左に各設定メニューが表示されます。
メンバー設定
メンバー:利用するメンバーは誰ですか
CCMを利用するメンバーをQuadceptアカウントと紐づけるため、まずはごメンバーの名前とメールアドレスをご連絡ください。
CCMでは、Quadceptアカウントでログインしてご利用いただきますため、メンバーはQuadceptアカウントを持っている必要があります。
もしQuadceptアカウントをお持ちでなければ、まずはQuadceptアカウントの登録をお願いいたします。
Quadceptアカウントの登録方法はこちら
※すでにオーナーがアカウントをお持ちの場合は、同じチーム内にユーザーを追加ください。
上記によりQuadceptアカウントと紐づいたメールアドレスを、CCMの『メンバー設定』→『メンバー』に登録してくださいませ。
リスト右上の【追加】からメンバーの追加登録を行います。
ロール:メンバーに設定するロール(役割)を作ろう
CCMに登録されているメンバーに設定するロール(役割)を作成します。
ロールの作成とともに、ロールの持つ権限を設定することができます。
リスト右上の【追加】からロールの追加登録を行います。
権限レポート:メンバーに設定するロール(役割)を作ろう
部品属性の設定
部品のカテゴリ・Reference(リファレンス)を設定しよう
部品のカテゴリは、大中小の最大3段階で設定できます。(カテゴリによっての段階は混在できます)
※カテゴリ分けが不要な場合はカテゴリ指定する必要はありません。
また、カテゴリ別にReferenceを設定することもできます。※大中小カテゴリ別でも設定できます。
部品属性を設定しよう
標準属性として「Reference」「メーカ名」「部品型式」「Value」が用意されていますが、その他の属性は拡張属性として登録する必要があります。
拡張属性として指定した属性が検索、絞り込み対象となり、部品に設定することができます。
部品で使われる属性をすべて定義する必要があり、カテゴリ別に使用する属性を定義することができます。
※現在はユーザー様のお手元での設定操作はなく、ご相談の上で弊社内にて設定させていただく内容となります。
例えば、
抵抗には「抵抗値」「許容差」「定格電力」「チップサイズ」
コンデンサには「静電容量」「定格電圧」「チップサイズ」
が必要な場合、
部品属性としては「抵抗値」「許容差」「定格電力」「静電容量」「定格電圧」「チップサイズ」を用意します。
このように表示したいすべての属性の定義が必要です。
属性種別は「文字列」「Bool型(True/False)」、「リスト」から選択できます。
文字列
直接入れたデータを保持する
True/False
チェックボックス
リスト
あらかじめ用意したリスト
標準属性はCCMが標準で用意している属性です。
属性を削除することはできません。
メーカ名、部品型式、Value は表示名をカスタマイズすることができます。
カテゴリ別属性設定を行おう
「部品属性を設定しよう」ではすべての部品の属性を定義しましたが、カテゴリ別でどの属性を利用するかを定義します。
例えば、
カテゴリ【抵抗】には「抵抗値」「許容差」「定格電力」「チップサイズ」
カテゴリ【コンデンサ】には「静電容量」「定格電圧」「チップサイズ」
を使用することを指定します。
カテゴリ別属性表示設定を行おう
「カテゴリ別属性設定を行おう」でカテゴリ別で利用する属性を設定しましたが、設計図面上で表示したい属性を設定することができます。
CCM上の部品はすべてこの表示設定が適用されます。
回路図に配置後は、表示設定を切り替えることができます。
キーワード検索対象外の属性を決めよう
在庫や単価、データシートURL等キーワード検索対象外にしたい属性を指定できます。
シークレット対象の属性を決めよう
シークレット属性は権限がないと見えない属性です。
社外メンバーには隠しておきたい属性情報を指定することができます。
閲覧権限を保有していないユーザからは、シークレット属性の値は参照できず、空白になります。
数値フィルタを適用する属性に単位設定をしよう
単位設定を行うことで、対象の属性は数値フィルタの対象として「最小」「最大」でフィルタをかけることが可能になります。
Web上のCCMにて【設定】→【単位設定】を選択し、右上の【追加】をクリック
2. 「単位セット追加」が開くので『単位セット名』を付けて、『単位文字』『倍率』を指定して【更新】をクリック
2. 「単位セット追加」が開くので『単位セット名』を付けて、『単位文字』『倍率』を指定して【更新】をクリック
3. 【単位設定】が完了
4. 【拡張属性定義】を開き、対象の拡張属性に対して【操作】→【編集】を選択
5. 「属性編集」が開きますので、『種類:単位』に指定し『単位セット』を 2. で作成した単位設定に指定して【OK】をクリック
5. 「属性編集」が開きますので、『種類:単位』に指定し『単位セット』を 2. で作成した単位設定に指定して【OK】をクリック
6. 拡張属性設定にて対象の属性の「種類」が変更されるので【更新】で確定
7. 上記で数値フィルタの設定が完了し、部品のリストへの【フィルタ】検索で対象の属性に“数値フィルタ”が実施可能となります。
アラート設定
属性の内容により、アラートを設定することができます。
指定した属性値に指定した内容が一致した場合に、アラートを表示します。
例えば、「EOL」という属性がONの場合には回路図上でアラートアイコンを表示などの設定が可能です。
また、CCMの部品リスト内にて背景色を変更し、ひと目で見分けることも可能です。
※現在はユーザー様のお手元での設定操作はなく、ご相談の上で弊社内にて設定させていただく内容となります。
アラートの種類はいくつでも表示できますが、アラートのマークは現在、以下、固定の10種類から選択します。
回路図やCCMの部品リストでアラートによる識別が可能となります。
審査・承認フローの設定
新規部品の使用には、設計部で形状を確認し、資材部で購買情報を確認し、品質管理部で環境情報を確認するなど、各部門でチェックを行うことがあります。
CCMでは審査・承認を行う仕組みがあり、設計者は部品を作成したのち審査を申請するだけで、各部門への審査フローを自動的に進めることができます。
また、審査フローは複数ルートを登録することが可能となっており、試作時や量産時など運用方法に合わせた柔軟な審査フローを構築することが可能です。
申請が行われるとメールが通知され、承認者は申請者からのコメントや属性の差分を確認して承認します。
承認者は「承認」「却下」「差戻し」を選ぶことができ、不正な部品データの登録を差し止めることができるため、簡単に不正部品の登録や二重登録の問題を解消できます。
部品には「未承認」「承認」のステータスがあり、部品使用時に確認し「未承認」の部品は使わない等の運用を行うことができます。
審査フローは自社のフローに合わせたカスタマイズが可能です。もちろん審査・承認を行わない設定もできます。
※現在はユーザー様のお手元での設定操作はなく、ご相談の上で弊社内にて設定させていただく内容となります。
審査フローはカスタマイズ可能です。
初めに「未承認」「承認」の2つの状態がありますが、間に複数の審査フローを追加することができます。
設計部で形状を確認し、資材部で購買情報を確認し、品質管理部で環境情報を確認するなど、各部門でチェックを行う場合は審査フローをカスタマイズください。
デフォルトの審査フローは以下の構成となっています。
フロー名:承認申請
フロー構成:審査開始⇒「審査中」⇒審査終了
未承認部品が配置できるかの設定
こちらを参考に設計図面に未承認部品が配置できるかの設定をどうするかをお決めください。
※未承認の配置不可設定は現在はユーザー様のお手元での設定操作はなく、ご相談の上で弊社内にて設定させていただく内容となります。
local-db部品配置制御の設定
local-dbからの部品配置を制御するかの設定が可能です。
※local-dbからの部品配置不可設定は現在はユーザー様のお手元での設定操作はなく、ご相談の上で弊社内にて設定させていただく内容となります。
上記で、基本的な設定はおしまいです。
お疲れさまでした。
設定は弊社で行いますので、内容をご連絡ください。
いただいた内容を設定した専用のワークスペースをご準備します。
専用のワークスペースにて、CCMに部品アップロードして試していくことができます。